私は弦楽器の最も良い特徴とは音の良さ、演奏のしやすさ、そして外観の美しさこれが適切な優先順位だと信じています。もし弦楽器が良い音をださない場合、どんなに弾きやすくても意味がないでしょう。もし弾きにくい場合はどんなに美しい外観でも意味がないでしょう。
弦楽器をつくる際、伝統的でも際立って技術が進んでいても、贅沢で珍しい材料を使っいても、あるいはとても安いつくり方や簡単なつくり方をしてもどれも本当に重要なことではありません。(しかし、例えそうであっても、ある演奏家にとっては価値のあることかもしれません。)
弾きやすさより音の良さ、外観の美しさよりも弾きやすさこの優先順位はかなり大切ですがこの3つの特徴はすべて100%に限りなく近づかなければなりません。良い音、演奏のしやすさ、外観の美しさ、それらは互いに独立して存在しないのです。良い音と弾きやすさのために設計すれば自然に美しいフォームができあがります。そして完全に演奏するときの問題は解決し、音も改善されます。
マッカーシー ストリングド インストロメンツのペッグヘッドの飾りは”音の良さ、演奏のしやすさ、外観の美しさの3つが絡み合い、撚り糸のようにしっかりと結びつき私たちのもっとも重要な焦点を表しているシンボルなのです。